投資信託についてその4【J-REIT、概要、メリット、デメリット】

投資信託

REIT(上場不動産投資信託)とは?

Real Estate Investment Trustの略称です。 日本のREITはJapanのJを付けてJ-REITと呼びます。その他、海外REITやエマージングREITなどがあります。

投資法人が投資家から集めたお金を国内の不動産に投資し家賃収入売却益などから分配金が支払われます。 資金調達をする際、投資家から集めた資金以外に金融機関からの借入を行なっている場合もあります。

種類は7つあり居住用やオフィスビル、商業施設、ホテル等それぞれに特徴があります。

約60ほどの銘柄が証券市場に上場していて株式と同じように売買ができ、10万円前後から購入出来るものもあります。

メリットは?

  1. 価格の変動が激しい。
  2. 現物の所有は出来ない。
  3. 倒産する可能性がある
  4. 上場廃止の可能性がある
  5. 自動再投資が出来ない。
  6. 金融機関から借入をしていた場合、金利変動により収益が変動する可能性がある。

メリットの説明

1.不動産投資は通常何千万円というお金がかかります。 資金の問題や借入れ、不動産の選定などに時間がかかりますが J-REITを購入することで物件の選定はプロが行い、金額も少額から不動産投資に参加する事が出来ます。

2.取引所に上場している為、株式と同じように証券会社を通して市場で売買する事が出来ます。 現物の不動産を売却する際は、購入希望者を探したり、業者への委託、登記などの必要があり手続きや現金化が出来るまでに相応の時間がかかります。

3.収益の90%超を分配する事など一定要件を満たす事で法人税がかからなくなる為、収益のほとんどを分配金として投資家へ還元しています。

デメリットは?

  1. 価格の変動が激しい。
  2. 現物の所有は出来ない。
  3. 倒産する可能性がある
  4. 上場廃止の可能性がある
  5. 自動再投資が出来ない。
  6. 金融機関から借入をしていた場合、金利変動により収益が変動する可能性がある。

デメリットの説明

1.株式や債券と比べて値動きが大きい。

2.投資証券を購入するので現物を所有するわけではありません。

3.一般の企業と同じように倒産する可能性があります。

4.上場廃止の基準に該当した場合、上場廃止となる可能性があります。

5.分配金の再投資をしようとした場合、自分で手続きをする必要があります。 また分配金は受け取った時点で税金が掛かってしまう為、配当があるたびに課税の対象となってしまいます。

6.住宅ローンの金利が上昇した場合、金融機関へ支払うローンの金額も増える可能性があります。そうなると費用が増えて収益が少なくなる為、結果として投資家への分配金も少なくなってしまいます。

 

今回は以上となります、お疲れさまでした。

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