・FXの資産管理って何!?どうやってやればいいの?
・損切り(そんぎり)ってなに?
・どれくらいの損切りを設定したらいいの?
こんな疑問にお答えします。
初心者にありがちな失敗は、トレードに慣れる前に資金を無くしてしまうこと。それを避ける方法が資金管理です。
この記事では、資金管理や損切りの方法、金額設定の仕方について解説します。
この記事を読むと、「FXで退場しない資産管理の方法」を身につけられます。
【知らなきゃ損する】FXで重要な資金管理の方法を徹底解説
FXの資金管理とは、退場しないためのルール
FXでは資金管理(リスク管理)という考え方が大切です。
なぜなら、勝率100%という方法が存在しないからです。
ラーメン屋さんで例えてみましょう。
ラーメン屋さんは、ラーメンを販売して利益を得ます。FXではトレードで勝ったときに利益が入ってきます。
ラーメン屋さんでは、材料費やお店の家賃などを経費として支払う必要があります。FXではトレードで負けたときに経費を払います。
ラーメン屋さんで最終的に利益がでるのは、材料費などの経費よりも、利益が多いからです。
FXでも同じことです。勝ち(利益)と負け(経費)をトータルで見たとき、利益がでている仕組みをつくればよいのです。それが資金管理です。
FXの資金管理は損失額を決めところから
❶ 損失額を決める
❷ 損切りラインを決める
❸ いくらでエントリーするかが決まる
1回のトレードにおける損失額は1~5%に設定します。取引に慣れるまでは1%にして、徐々に数字を上げていきましょう。
資金10万円ではじめた場合、損失額1%とは、1000円です。
次に、損切りのラインを決めます。
損切りとは負けを認めるポイントのこと
FXでは自分が考えた方向と逆の方向に行ってしまったときに、負けを認めて損失を決める必要があります。
損切りができないと、FXでは勝てません。
例えば、「100円で買ったものが、90円になったら、10円の損失をみとめて取引を終了する」というものです。
損切ラインを決めると、エントリー(取引開始)の場所から損切り場所までの距離が数字で出ます。
距離がでたらいくら(何ロット)でエントリーするのかが決まります。
損切ラインを一度決めたら、基本動かしてはいけません。
損切ラインの基本は、直近安値のすぐ下に設定することが多いです。
トレードに負けたときの対処法
トレードに負けると、損失が出て資産が減ります。
10万円で1000円の損失がでたら、のこりは9万9000円になります。
次回のトレードは、損切り額を、この9万9000円の1%(990円)を上限とします。
こうすることによって、資金を全て無くさずにトレードを続けられるようになります。
FXで一番大切なのは続けること。トレードごとにデータをとって、何が悪かったのか検証することが必須です。
利益と損失の考え方
FXでは、勝てる可能性が高いポイントを狙ってエントリーします。
勝てるポイントとは、利益2:損失1
利益が2狙える場所で、損失は1しか出ないであろう場所を狙っていきます。
これができるようになると、勝率が低くても利益が出せるという状態になります。
勝率が低くてても利益が出る理由については≫こちら
まとめ
- 資産管理は損失額を決めところから。
- 損切りとは、負けを認めるポイント。
- 損切りの金額は資産の1~5%で設定する。最初は1%から。