FXについてその4【リスク管理・損切り】

FX

この記事ではFXのリスク管理、損切りについて書いていきます。

ポジションを持つ時に損切りラインを設定していますか?

損切りにかかった時にいくら損失が出るのかを把握しているでしょうか?

答えられない場合、資金管理が少しなあなあになっているかもしれません。

実際にどのようにエントリーをするか考えてみましょう。始める前に2つだけ用語の説明をしておきます。

T/P(Take Profit)テイクプロフィット とは?
利益確定ラインの事。

S/L(Stop Loss) ストップロス とは?
損切ラインの事。

エントリー前に考えること

❶損切りのライン(S/L)と利益確定ライン(T/P)を3箇所づつ決めましょう。そこから1番良いと思うラインをひとつずつ設定します。

❷許容できる損失額を計算しエントリーの数量を決めます。

❸利益と損失の割合は2:1に設定します(利益を200とした場合、損失は100に設定するなど)

基本的に損切りラインは始めに決めた位置から動かしてはいけません。エントリー前に自分が決めたラインを割ったのであれば潔く負けを認めましょう。

トレードを上達する為には損切りはとても大切な事です。

エントリーをしたら結果を待ちます。時間が経過すると必ずどちらかのラインにはかかりますのでトレード結果が出たら勝っても負けても検証をしましょう。

エントリー後に考えること

❶最初に決めたTP(利益確定ライン)はどこであれば勝てたのか負けたのか。

❷SL(損切りライン)がどこであればかからなかったのか。

❸最初に考えたSL(損切りライン)3つともかかっていた場合は、エントリーの場所が悪かったことが考えられます。

❹チャートの写真をとりまとめましょう。

まとめた自分のトレードをいくつもみていると勝ちやすいパターンや自分の癖などが見えてきます。

「仮説 → 検証 → 実行 → 改善」 の繰り返しです。

・1回のトレードにおける損失額は総資産の1〜5%に設定してください。始めは1%からが良いでしょう。

もしトレードで負けて損切りし総資産が減った場合、次のトレードは残った金額に対して1%を損切りとして設定していくと資金を飛ばす事がなくトレードを続ける事が出来ます。

1番ダメなパターンは大きくかけて一気に資金を飛ばしてしまう事です。

相場で練習し改善し続ければ必ず勝てるようになります。皆その前に資金を飛ばして退場していくのです。

人の心理というのは理にかなっていない行動が多く見られます。利益はすぐに確定したがるのに損失は長く耐えようとしてしまいます。

逆を目指しましょう。利益は大きく伸ばし、損失は小さくが原則です。

小さい金額を少しづつでも増やしていく事が出来るようになれば、かける金額が大きくなったとしてもまったく同じ事を続ければ良いのです。

また、損切りは必要経費と考えて下さい。事業でも同じように売上を作るためには原材料や経費がかかります。最終的に利益を残すことに専念しましょう。

今回は以上となります、おつかれ様でした。

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