- 10万円(借入れ)キャッシングしたら手数料はいくら?
- 50万円長期で借入れした場合、毎月の手数料はどれくらい?
- 借金を一度で返済する方法
- 返済方法にはどんな種類があるの?
銀行・消費者金融5社から300万円ほどの借入れ経験した私がこんな疑問にお答えします。
この記事では借入(キャッシング)をしたときの手数料を、実例を使って分かりやすく解説します。
この記事を読むと手数料がいくら掛かるのかが分かりなど急な出費が必要なとき心配せずに借入れ(キャッシング)ができます。
「車が壊れた・結婚式の資金・病気で仕事を休むことになった」……
借入(キャッシング)の手数料はいくらかかるの?実際の例を使って解説
10万円(借入れ)キャッシングしたら手数料はいくら?
JCBカードの翌月一括払いでキャッシングをしてみました。10万円借りて翌月に返済すると手数料は2,169円です。これは年利18.0%の場合です。高い手数料ですが、支払いは待ってくれません。
50万円を借入れ9年で返済した場合の手数料を教えて!
上記は新生銀行カードローンの参考例です。金利15%で借りて9年で返済が終わった場合、手数料は約28万円かかります。
はじめて借入れするときの金利は、サイトに書かれている最大のものと考えてください。
10~15%とあれば15%となります。
それから借入れをしてはじめのほうの返済額1万2,000円の内訳はこうなっています。
- 元金(借金を返済するお金)5,750円
- 手数料 6,250円
返している金額の半分以上は手数料なので、借金があまり減らないんです。
借入れの期間が長くなるほど、手数料がかかります。お金に余裕ができたら早めに返すのがオススメ!
借金を一度で返済する方法
返済方法にはどんな種類があるの?
返済の種類には下記のようなものがあります。
- 元利均等方式
- 元金均等方式
- リボルビング方式
- 残高スライド方式
■元利均等方式とは?
毎月の返済額が一定になる返済方式のことです。返済額には元金と利息が含まれていますが返済当初は返済額にしめる利息部分が大きく返済が進んでいくと元金部分が大きくなっていきます。
毎月の返済額が一定なので返済計画が立てやすいのが特徴ですが、元金均等方式とくらべ返済期間が長く返済総額も増えてしまいます。
■元金均等方式とは?
毎月の返済元金が一定である返済方式のことです。返済額のうち元金は一定で利息部分のみが変動していきます。
元金が返済当初から確実に減っていくので返済期間が短くなるのが特徴ですが元利均等方式と比べて毎月の返済額が大きくなってしまう為、返済が苦しくなってしまうというデメリットもあります。
■リボルビング方式とは?
毎月の返済が一定になる返済方式のことで定額リボルビング方式と定率リボルビング方式があります。
☑ 定額リボルビング方式とは?
借入残高に関係なく毎月一定額を返済する方式です。借入金が大きいほど返済期間が延びてしまい利息の支払いが増えてしまうため、注意が必要です。
☑ 定率リボルビング方式とは?
借入残高の一定割合を毎月返済していく方式です。10万円を借りていて5%の返済だとすると5000円の返済となり、次の月は9万5000円の5%で4750円といった感じです。
■残高スライド方式とは?
借入残高に応じて毎月の返済額がスライドしていく方式です。下記例をご覧ください。
出典:楽天銀行スーパーローン 商品概要説明書
【実例で確認】新生銀行で使われている残高スライド元利定額リボルビング方式
カードローンで使われている「残高スライド元利定額リボルビング方式」について解説するよ!
説明したものと名前は違いますが、返済内容を確認すると上記のどれかに分類できます。説明した用語が合わさって出来たものです。
❶ 残高スライド方式により借入額に応じて返済額が決定します。
❷ 元利定額リボルビング方式により返済額(元金+利息)は毎月一定となります。(1が優先)
金額が30万円を切ると返済額が9,000円と減っています。20万円を切ると6,000円。返済額が少なくなることで、毎月の負担が軽くなることがメリットです。
デメリットは返済期間が長くまることで手数料の支払いが多くなること。
この返済方法は他の会社でも使われているので、借り入れの際はどのような仕組みになっているか確認してみましょう。